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ID解決ルールセット 一致ルールの照合方法
🍀ID解決ルールセット 一致ルールの照合方法
一致ルールには「照合方法」があります。
照合方法では、データをどのように比較して「同一人物」と判断するかを設定します。
たとえば、値が一致しているかを比較する「完全一致」や、表記ゆれなどを考慮して比較する「あいまい一致」などがあります。
参考ヘルプ記事:ID 解決一致メソッド
🔵どんな照合方法が存在するか
| 照合方法 | 英語表記 | どんな照合? |
|---|---|---|
| 完全一致 | Exact | 値が一致しているかを比較します。 |
| 完全標準化 | Exact Normalized | 値を標準化した上で、一致しているかを比較します。 |
| あいまい一致(高精度) | Fuzzy – High Precision | 表記ゆれなどを考慮して照合します。一致の範囲は狭めです。 |
| あいまい一致(中精度) | Fuzzy – Medium Precision | 表記ゆれなどを考慮して照合します。高精度より一致の範囲が広くなります。 |
| あいまい一致(低精度) | Fuzzy – Low Precision | 表記ゆれなどを広く考慮して照合します。3つのあいまい一致の中では、一致の範囲が最も広くなります。 |
💡 ポイント
「完全一致」だけでなく、データを標準化してから比較する「完全標準化」や、名前などの表記ゆれを考慮する「あいまい一致」があります。
どの照合方法を選択するかによって、別々のレコードが同一人物として判定される範囲が変わります。
🔵完全一致はどこまで「完全一致」?
完全一致(Exact)の場合も、大文字・小文字は区別されません。
そのため、メールアドレスに「完全一致」を設定している場合でも、Taro@example.com と taro@example.com は一致と判定されます。
参考ヘルプ記事:ID 解決一致メソッド
🔵「完全一致」と「完全標準化」の違い
完全一致(Exact)は、基本的に「入力されている値そのものが同じか」を見て一致判定をしますが、
完全標準化(Exact Normalized)は、値をいったん一定のルールで標準化してから、同じかどうかを判定します。
【参考例】 参照元ヘルプ記事:ID 解決一致メソッド
| 項目 | データA | データB | 完全一致 (Exact) | 完全標準化 (Exact Normalized) | ポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| 氏名 | Taro Yamada | TARO YAMADA | 〇 | 〇 | 完全一致でも大文字・小文字は原則区別しない |
| メール | test@example.com | TEST@example.com | 〇 | 〇 | 大文字・小文字の違いだけなら完全一致でも一致 |
| メール | test@example.com | test@example.com | × | 〇 | 完全標準化の場合、前後の空白などを標準化 |
| メール | <taro@gmail.com> | taro@gmail.com | × | 〇 | 完全標準化の場合、メールアドレス前後の < > などを除去して比較 |
| メール | taro.yamada@gmail.com | taroyamada@gmail.com | × | 〇 | 完全標準化の場合、Gmailのユーザー名部分のピリオド(.)を除去して比較 |
| メール | taroyamada+shop@gmail.com | | × | 〇 | 完全標準化の場合、Gmailの + 以降のエイリアス部分を除去して比較 |
| 電話番号 | 090-1234-5678 | 09012345678 | × | 〇 | 完全標準化の場合、電話番号の書式を標準化して比較 |
特に「完全一致」と「完全標準化」はどちらを選択するのがベストか悩む部分ですが、以下のような基準を判断材料にすることがおすすめです。
誤って別人を統合するリスクをできるだけ抑えたい → 完全一致
入力・取り込み元によるメールアドレスの表記ゆれを吸収したい → 完全標準化

