【Data 360】メールアドレスのみでID解決した場合に発生する主な課題はある?
メールアドレスのみでID解決した場合に発生する主な課題はありますか?
メールアドレスをキーとして顧客を識別する場合、 運用方法によっては正確な顧客識別が難しくなるケースがあります。
代表的なパターンを紹介します。
🔴注意
メールアドレスは変更・共有・再利用される可能性があるため、 単独で顧客識別子として利用する場合は十分な検討が必要です。
① メールアドレスが共有されているケース
家族や部署など複数人で同じメールアドレスを利用している場合、 異なる人物が同一顧客として認識される可能性があります。
例)family@example.com / sales@example.co.jp / info@example.com
②メールアドレスの使い回し(退職・異動など)
過去の行動履歴や属性情報が、 別の利用者へ引き継がれてしまう可能性があります。
例)前任者が利用していたアドレスを後任者が利用、部署共有アドレスの担当者変更
③ Gmail等のエイリアス利用
実際には同一人物であっても、 システムによっては別ユーザーとして認識される場合があります。
例)user@gmail.com / user+campaign@gmail.com
④ 入力ミス・表記ゆれ
同一人物のデータが複数レコードに分散する原因となります。
例)全角文字の混在
⑤ メールアドレス変更・廃止
転職やプロバイダー変更などによりメールアドレスが変わると、 過去データとの紐付けができなくなる可能性があります。
⑥ 法人代表アドレス問題(BtoB特有)
企業単位の共有アドレスを利用している場合、 個人単位での行動分析が困難になります。
例)marketing@example.com / info@example.com
🔴まとめ
メールアドレスは便利な識別子ですが、 顧客識別の唯一のキーとして利用することにはリスクがあります。メールアドレスだけではなく、別の条件も組み合わせID解決を実施していきましょう。
例)顧客IDの併用・CRMのレコードIDの利用・Data 360のUnified Individualの活用・複数項目によるID解決ルール設計

