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Data 360 ID解決ルールセットの「公開」と「ルールセットを実行」の違い
🍀Data 360 ID解決ルールセットの「公開」と「ルールセットを実行」の違い
Data 360のID解決ルールセットには、 「公開」 と 「ルールセットを実行」 という操作があります。
どちらもID解決に関係する操作ですが、 それぞれの役割は異なります。
「ルールセットを実行」は、 公開済みのルールセットを使用して ID解決ジョブを開始する操作です。
「公開」
一致ルールや調整ルールなど、 作成・編集したルールセットの内容を確定し、 ID解決で利用できる状態にします。
- ルールセットの設定を有効にする
- 自動処理の対象となる状態にする
- ルール変更後に再公開が必要な場合がある
「ルールセットを実行」
公開済みの一致ルールと調整ルールを使用して、 ID解決ジョブを手動で開始します。
- ID解決処理をその場で開始する
- 次回の自動処理を待たずに実行できる
- 統合個人の生成・更新結果を早めに確認できる
「公開」とは
「公開」は、 ID解決ルールセットに設定した 一致ルールや調整ルールを確定し、 実際のID解決で使用できる状態にする操作です。
ルールセットを新規作成した場合や、 一致ルール・調整ルールを変更した場合は、 設定内容を保存したうえで公開します。
保存は編集内容を下書きとして保持する操作です。
公開は、保存した内容を実際のID解決で使用できる状態にする操作です。
ルールセットを公開すると、 Data 360はデータの受信状況や変更量に応じて、 公開済みのルールセットを使用してID解決を処理します。
ID解決の処理タイミングは、 すべての環境で固定された時刻に1日1回実行される、 というものではありません。
データソースの種類やデータが受信されたタイミング、 蓄積された変更量などによって、 処理されるタイミングが異なります。
「ルールセットを実行」とは
「ルールセットを実行」は、 公開済みのルールセットを使用して、 ID解決ジョブを手動で開始する操作です。
通常はData 360による自動処理を利用しますが、 次回の処理を待たずに統合結果を確認したい場合は、 「ルールセットを実行」を使用します。
手動実行が有効な主なケース
- 一致ルールを変更した直後
- 調整ルールを変更した直後
- 新しいデータソースを追加した後
- 一致判定に使用するデータを修正した後
- 次回の自動処理を待たずに結果を確認したい場合
- 統合個人の生成結果を検証したい場合
DMOへの反映前に実行すると、 更新したデータが今回のID解決に含まれない場合があります。
公開からID解決までの流れ
ルールを設定
一致ルールと調整ルールを作成・編集します。
ルールセットを公開
設定内容をID解決で使用できる状態にします。
ID解決を実行
自動処理または手動実行によってジョブが開始されます。
結果を確認
統合個人やジョブの状況を確認します。
⚠️ 公開しただけでは、必ずしもその場で処理が完了するわけではありません
公開はルールセットの設定を有効にする操作です。
公開後にID解決ジョブが処理され、 ジョブが正常に完了した後に、 統合個人の生成・更新結果へ反映されます。
Marketing Cloud Nextで公開が重要な理由
Marketing Cloud Nextでは、 Data 360のID解決によって生成された 統合個人(Unified Individual) を利用して、 セグメントの作成やパーソナライズなどを行います。
ID解決ルールセットが公開されていなかったり、 ID解決ジョブが正常に処理されていなかったりすると、 最新の顧客情報が統合個人へ反映されない可能性があります。
その結果、古い属性情報を使用してセグメントが作成されたり、 本来対象となる顧客がセグメントに含まれなかったりする場合があります。
設定後に確認すること
- ルールセットの状況が「公開済み」になっているか
- 自動実行の設定が有効になっているか
- 最終ジョブ状況が「成功」になっているか
- ジョブに警告やエラーが発生していないか
- 統合個人が正常に生成・更新されているか
- 一致結果や代表値が想定どおりになっているか
自動処理のタイミングについて
公開済みのルールセットは、 Data 360がデータの受信状況や変更量を確認しながら処理します。
処理頻度はデータソースによって異なり、 短い場合は約60分、 長い場合は24時間程度の間隔になることがあります。
また、各データソースは同じタイミングで一斉に処理されるとは限らず、 データの受信タイミングなどに応じて、 それぞれ異なるタイミングで処理される場合があります。
手動実行時の注意点
手動実行は必要な場合に使用します
- 処理中のルールセットは重ねて実行できない場合があります
- データ量によっては処理完了まで時間がかかります
- ID解決の実行にはData 360のクレジットが消費されます
- ルール変更後は全件が再処理される場合があります
- 短時間に何度も実行するのではなく、結果を確認してから次の操作を行います
手動実行の回数や利用条件は、 契約内容、組織の設定、Salesforceの仕様変更などによって 異なる可能性があります。
画面上で実行できない場合や上限に関するメッセージが表示された場合は、 表示内容と最新のSalesforceヘルプをご確認ください。

