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フォームハンドラーの2つの連携方法

フォームハンドラーの2つの連携方法 – MCN Learning Community

🍀 フォームハンドラーとは

フォームハンドラーは、外部Webサイトに設置したフォームから送信された情報を受け取り、 Salesforceのフローへ渡すための仕組みです。

フローでは、受け取った情報を使用して、レコードの作成・更新やメール送信などを実行できます。

● 外部フォームとの連携方法は2種類

外部フォームからフォームハンドラーへ情報を渡す方法には、 Tracking Scriptを利用する方法と Connect APIを利用する方法があります。

違いは「どこからSalesforceへ送信するか」

Tracking Scriptではお客様のブラウザから送信し、 Connect APIでは自社のWebサーバーから送信します。

方法 1

Tracking Scriptを利用する方法

外部Webサイトにあるフォームへ、Marketing Cloud Nextから発行された 2つの設定を追加して連携する方法です。

Tracking Script: フォームの送信を検知し、入力内容をSalesforceへ送るスクリプト
Form Attributes: どのフォームハンドラーへ送るかを指定するformタグの設定情報

お客様が送信ボタンを押すと、ブラウザ上でTracking Scriptが動作し、 Form Attributesで指定されたフォームハンドラーへ入力内容を送信します。

Tracking ScriptとForm Attributesを外部フォームへ追加し、ブラウザからフォームハンドラーへ入力情報を送信する流れ
Tracking Scriptを利用して、外部フォームからフォームハンドラーへ送信する流れ

主な設定

  • SalesforceのCORS許可リストへの登録
  • Tracking Scriptの設置
  • Form Attributesの追加
  • External Field NameとHTMLのname属性の一致

向いているケース

  • WordPressなどのWebサイト
  • HTMLで作成したフォーム
  • CloudPages
  • 独自のサーバー処理を開発せずに連携したい場合
方法 2

Connect APIを利用する方法

外部フォームの入力内容を、いったん自社のWebサーバーで受け取り、 サーバー側のプログラムからSalesforceへ送信する方法です。

Connect API: 自社のプログラムからSalesforceへ情報を送るための接続口
Content Key: 送信先となるフォームハンドラーを識別するためのAPI参照名
OAuth認証: WebサーバーからSalesforceへ安全に接続するための認証

お客様がフォームを送信すると、自社のWebサーバーが入力内容を受け取ります。 WebサーバーはOAuth認証を行い、Content Keyで送信先を指定して、 Connect APIからフォームハンドラーへ情報を送信します。

外部フォームの入力内容を自社Webサーバーで受け取り、OAuth認証とContent Keyを使用してConnect APIからフォームハンドラーへ送信する流れ
Connect APIを利用して、Webサーバーからフォームハンドラーへ送信する流れ

主な設定

  • Salesforceの私のドメイン
  • フォームハンドラーのContent Key
  • SalesforceへのOAuth認証
  • Connect APIを呼び出すサーバー側の処理

向いているケース

  • 送信前にデータを加工・検証したい
  • 独自のスパム対策を実装したい
  • 送信ログや再送処理を管理したい
  • 複数のシステムへ同時に連携したい
  • セキュリティや送信処理を細かく制御したい

● 2つの違い

比較項目 Tracking Script Connect API
送信処理ブラウザ側Webサーバー側
サーバー開発基本的に不要必要
CORS設定必要通常は不要
OAuth認証独自実装は不要必要
主な識別情報Form AttributesContent Key
Web行動との紐付け同じブラウザ上で紐付けやすい個別の設計・実装が必要
データ加工限定的柔軟に対応可能
導入難易度比較的低い比較的高い
向いている用途一般的なWebフォーム高度な連携・独自システム

● Web行動との紐付けはどう違う?

Tracking Scriptの場合

フォーム送信とWebトラッキングが同じブラウザ上で動作するため、 ブラウザの識別情報とフォーム入力を関連付けやすい方法です。

ただし、Webトラッキングの設定と、 利用者の同意に基づくCookieの利用が前提になります。

Connect APIの場合

WebサーバーからSalesforceへ送信するため、 ブラウザのCookieに保持された識別情報は自動的には渡りません。

Web行動と紐付ける場合は、ブラウザ側の識別情報をサーバーへ渡し、 Salesforce側で関連付ける処理を個別に設計します。

● どちらを選べばよい?

Tracking Scriptがおすすめのケース

一般的なWebフォームをMarketing Cloud Nextへ連携し、 レコード作成やメール送信などを行いたい場合は、 Tracking Scriptを利用する方法が取り入れやすいでしょう。

Connect APIがおすすめのケース

フォームの入力内容をサーバー側で加工したい場合や、 送信ログ・エラー時の再送などを独自に管理したい場合は、 Connect APIを利用する方法が適しています。

● どちらもフォームハンドラーとフローを使用する

連携方法は異なりますが、どちらも最終的にはフォームハンドラーが情報を受け取り、 接続されたフローを実行します。

外部フォーム
→
Tracking Script
または
Connect API
→
フォームハンドラー
+ フロー
✅ 一般的なWebフォームにはTracking Script、高度な制御が必要な場合はConnect APIを検討しましょう。