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Data 360 ID解決 調整ルールの編集方法

Data 360 ID解決 調整ルールの編集方法 – MCN Learning Community

🍀 Data 360 ID解決 調整ルールの編集方法

Data 360のID解決では、 一致ルールによって複数の個人レコードが同一人物であるかを判定し、 一つの統合個人へまとめます。

同一人物と判定されたレコードに異なる値が登録されている場合は、 調整ルール に基づいて、統合個人で使用する代表値が決定されます。

🔵 調整ルールとは、 同一人物として統合された複数のレコードから、 どの値を統合個人の代表値として採用するかを決める設定です。
一致ルールで統合した後に調整ルールで代表値を決定する流れ
一致ルールと調整ルールは役割が異なります。
一致ルールは「同一人物であるか」を判定するルールです。
調整ルールは、同一人物と判定された後に 「どの値を代表値として使用するか」を決めるルールです。

調整ルールを編集する手順

1

ID解決ルールセットを開く

Data Cloudアプリケーションの [ID解決] タブを開きます。

一覧から、 調整ルールを確認・編集する ID解決ルールセットをクリックします。

2

調整ルールセクションを確認する

ID解決ルールセットの詳細画面で、 「調整ルール」 セクションを確認します。

調整ルールは、 Individual、Contact Point Email、 Contact Point Addressなど、 データモデルオブジェクトごとに設定されています。

ID解決ルールセットの調整ルールセクション
3

編集する項目を選択する

調整ルールを変更したい項目にチェックを入れます。

編集対象を選択したら、 選択した項目を更新する操作へ進みます。

調整ルールを編集する項目を選択する画面

調整方法の違い

調整ルールでは、 項目ごとに代表値の決定方法を設定できます。

更新日時を基準

① 最新更新

各ソースレコードの最終更新日時を比較し、 最も新しく更新されたレコードの値 を代表値として採用します。

  • Last Modified Dateなどを比較する
  • 最新の情報を優先したい項目に適している
  • 更新日時が正しく管理されていることが重要
出現回数を基準

② 最も頻繁

複数のソースレコードに登録されている値を比較し、 最も多く出現する値 を代表値として採用します。

  • 同じ値の出現回数を比較する
  • 複数ソースで一致する値を優先できる
  • 同数になった場合の結果も確認が必要
信頼するソースを基準

③ ソースの優先度

あらかじめ設定したデータソースの優先順位に基づいて、 優先度の高いソースの値 を代表値として採用します。

  • 信頼するデータソースを明確にできる
  • 更新日時に左右されず値を採用できる
  • ソースごとの優先順位設定が必要
多くの項目では、 初期状態で「最新更新」が設定されている場合があります。
ただし、最適な設定はデータの管理方法や業務要件によって異なります。

「空の値を無視」の設定

☑ 空の値を無視

「空の値を無視」を有効にすると、 空白の値を代表値の候補から除外できます。

  • 有効:空白の値による上書きを防ぎやすくなります
  • 無効:空白のレコードが優先された場合、代表値が空になる可能性があります

⚠️ 設定時の注意

「空の値を無視」を無効にしている場合、 更新日時が新しいレコードの対象項目が空白だと、 統合個人の代表値も空白になる可能性があります。

値が登録されているレコードを優先したい場合は、 項目の用途やデータ品質を確認したうえで、 「空の値を無視」を有効にすることを検討してください。


Individual IDの調整ルール

Individual IDは、 統合対象となる個人レコードを識別する重要な項目です。

Individual IDについては、 信頼できるデータソースを優先するために、 「ソースの優先度」 を使用することが推奨される場合があります。

Individual IDにソースの優先度を設定する調整ルール
Individual IDの最適な調整方法は、 データソースの構成やID設計によって異なります。
必ずしもすべての環境で同じ設定が最適とは限らないため、 各データソースの役割を確認して設定してください。

必要な項目のみ調整ルールを変更する

調整ルールは、 すべての項目を一律に変更する必要はありません。

統合個人の代表値として、 正確性や鮮度を重視したい項目を中心に確認します。

優先的に確認したい項目の例

  • 氏名
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • 住所
  • 会社名
  • Individual ID
  • 顧客区分や会員ステータス

例えば、メールアドレスは最新の値を優先し、 氏名はSalesforceの取引先責任者を優先するなど、 項目ごとに異なる調整方法を設定できます。

🌟 調整ルールは、 項目ごとに どのデータを最も信頼するか を考えて設定することが重要です。

編集した調整ルールを保存する

4

変更内容を保存する

調整方法や「空の値を無視」の設定を確認し、 変更内容を保存します。

変更していない項目に、 意図しない設定が反映されていないことも確認してください。

5

ID解決ルールセットを実行する

調整ルールの保存後、 変更した設定を統合個人へ反映するために、 ID解決ルールセットを実行します。

次回のスケジュール実行を待つか、 必要に応じて手動でルールセットを実行してください。

調整ルール保存後にID解決ルールセットを実行する

実行後に確認すること

確認ポイント

  • ID解決ジョブが正常に完了しているか
  • 統合個人の代表値が想定どおりになっているか
  • 空白の値で上書きされていないか
  • 優先したデータソースの値が採用されているか
  • 最新更新を選択した項目で新しい値が採用されているか
  • 警告やエラーが発生していないか
  • セグメントやパーソナライズへの影響がないか

調整ルールで誤マージは防げません

調整ルールは、 同一人物として統合された後の代表値を決めるルールです。

本来別人であるレコードが統合される 誤マージを防ぐには、 一致ルールの条件を見直す必要があります。

✅ 調整方法を設定して保存し、 ID解決を実行して代表値を確認できれば、 調整ルールの編集は完了です。